2017/03/05

LA’s Best Starbucks:ロスで一番おしゃれな特別スタバへ!

Journals (日頃の話)
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    先日ビバリーヒルズを散策している途中でふと立ち寄ったスターバックスがやたらお洒落だったものですから、少し背伸びをしていつもと一味違った上質な時間を過ごしてまいりました。もちろんくまさんたちも一緒です!やはりビバリーヒルズのスタバはおしゃれだ!

    The Starbucks store which we visited on the other day was very stylish, so we had a luxury time there. After I enjoyed special coffee, I noticed that my bears had propagated themselves!

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    ビバリーヒルズでも群を抜いたおしゃれなスタバ

     

    アメリカは日本と異なり、なかなか屋外でトイレを見つけるのが難しいので、私はいつもスターバックスを緊急時の頼みの綱として活用しています(ただし店舗によってはトイレの扉に番号式の鍵が設置されていて、注文しないと利用できない場合もありますのでくれぐれもご注意ください)。先日もビバリーヒルズ周辺をうろついていたところ急遽トイレに行きたくなり、駆け込んだのがこちらのスタバです。

     

    アメリカのスターバックスリザーブ店
    I found this great Starbucks in Beverly Hills by accident!

     

    ご覧いただけますように、外装からして大変お洒落です。余計な装飾と色とを完全に排除し、シンプルながらも主張し過ぎない上品さを兼ね備えているこの佇まい、さながら一流の料亭のようです。ちなみに夜になりますと、内部から仄かに漏れ出した照明がガラス窓に反映し、それがぼんやりと暗闇を照らし出すので、非常に幻想的な姿へと変貌します。様々な店舗が並ぶ大通り沿いにありますが、店舗自体も巨大なので一際目を引きます。

     

    bearista_starbucks_number1

     

    ビバリーヒルズと言えば、金持ちが巨大な家を構える高級住宅街を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが(私はそうでした)、実に様々なブランドの店舗が軒を連ねるショッピング街でもあって、街中どこもかしこも小洒落ています。東京で言うところの表参道あたりでしょうか。

     

    そんな中でもこちらのスターバックスは群を抜くほど洗練された店構えで、他に見劣りせず溶け込んでいるというよりかはこの周辺の景観を先頭を取って率いているような圧倒的な存在感でした。これまでお世話になってきたスタバ店舗もそれぞれとても素敵でしたが、こちらの店舗と出会った事によってこれまでスターバックスの店舗に抱いてきた固定概念が覆されたように思います。

     

    希少品種を使用!Starbucks Reserveとは?

     

    見た目だけではなく、こちら実は提供しているメニューの内容も通常の店舗とは少しだけ異なっています。それと言うのも、こちらのお店はスタバはスタバでもStarbucks Reserve (スターバックス・リザーブ)という世界中から厳選されたコーヒー豆を用いた特別なドリンクを楽しむ事ができる数の限られた店舗なのです。

     

    こうした店舗は世界中に遍在していますが、こちらのようにリザーブのコンセプトを基盤として設計されている場所は非常に稀少なようです。私はロサンゼルス周辺しかうろついた事がないものですから何とも言い難いですが、このような数少ない特別な店舗に道中で遭遇できるとは私は大変幸運だと思います。

     

    アメリカのスターバックスに並ぶパン

     

    スターバックスリザーブは世界各国から集められた様々な風味や味わいを持つコーヒーのセレクションで、それぞれのコーヒー豆が誇る独自の特徴を最大限に引き出すべくよう、取り扱い店舗では一杯ずつ丁寧に淹れてくれます。

     

    コーヒー豆は生産される地域の気候や土壌、栽培方法など様々な条件によってその顏が決まり、また果実からコーヒー豆となる種を取り出す過程においても、その個々の独特な風味は大いに影響を受けます。つまり少しでも生産環境に差異が生じれば、全く違った香りや味わいのコーヒーが出来上がるのです。そう考えるとコーヒーの可能性は無限大なのですね。

     

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    Special brewing machines such as Clover® brewing system and French Press are used to brew Starbucks Reserve coffee.

     

    リザーブ店舗では従来の方法とは異なり、「Clover® brewing system」(コーヒー器具メーカーClover社による最新鋭の機器で、抽出時に水温と時間を徹底的に管理する事により深みある味わいと香りを引き出せるそうです)やフレンチプレス(紙製のフィルターでは吸い取られてしまうコーヒーオイルを抽出できる)などの専用の抽出機を用いて、それぞれのコーヒー豆が本来持つ香りや風味などの豊かな個性を存分に引き立たせた状態でコーヒーを提供してくれます。

     

    リザーブにラインナップされるコーヒー豆の種類は随時更新されるようで、現在提供されていものは期間限定でしか味わえないようです。私のような飽き性はその方が良いですが、お気に入りの豆と出会ってしまった方はそれが去りゆく際、非常に切なく感じるかもしれませんね。

     

    なお、こうした価値あるコーヒー豆の原産地は発展途上国である事がほとんどの為、スターバックスではリザーブの故郷に対して見窄らしい学校の修復や安全な調理設備の供給など様々な社会貢献活動も行っているそうです。

     

    完成された一杯を堪能するために設計されたこれ以上にない極上の空間

     

    話は戻りますが、こちらのリザーブは想像にも容易いように通常のコーヒーより値が張ります。ただ味も香りも深みがあって質の違いが一目瞭然(一口瞭然)ですので、それだけの値打ちはあります。

     

    さらにリザーブを提供している店舗では、そのワンランク上の味わいに見合った上質な空間を備えている為、休暇中に豪華なホテルに滞在しているかのような非常に心地よい気分で飲食を楽しむ事ができます。

     

    starbucks_reserve_store_la_1

     

    なお優れているのはコーヒーだけではありません。バリスタの方々(この日は4名いらっしゃいました)は皆レベルの高さをほのめかすかのような黒いエプロンを着用されており、見掛け倒しになる事もなく、広いカウンターを無駄な動き一つなく縦横無尽に動き回ってはテキパキと仕事をこなされていて、もはや熟練された職人でした。

     

    bearista_barista_starbucks

     

    また、どの方もこのお洒落な空間に自然と溶け込むようなスタイリッシュなコーディネートをされていました。特に皆さんがそれぞれ個性ある素敵な帽子を被っていらっしゃったのが大変印象的でした。カウボーイハットやベレー帽など様々でしたので、会社支給ではないと思うのですが、お洒落過ぎるところだけは共通していました。

     

    リザーブ店には貴重な品種を使用した個性的なコーヒーを取り揃えています。

    私は全くコーヒーの銘柄に詳しくないので、差し出された選択肢の中で一番手前にあった「グアテマラ」を選んでみました。エチオピア産の種類がたくさんあったのですが、私は「孤軍奮闘」という言葉が好きなので、とりあえずたった一つで戦っているものに絞り、名前からして強そうなグアテマラ産にした次第です。

     

    どれも厳選された品種ですのでおいしいはずと思いますが、分からないながらもどうしても好みに合ったものを注文したいという方には、専門家であるバリスタさんが相談に乗ってくれますので、ご安心ください。

     

    starbucks_beveryhills_reserved_2

     

    注文してからコーヒーをじっくり丁寧に抽出してくれるだけでなく、さらに店内で飲食する場合は専用のマグカップとトレイで提供してくれます!

     

    ファイヤーキングのレストランウェアティーカップとソーサー
    Served with the special tray and mug. Both were very stylish and elegant.

     

    私はこれまで黒いマグカップでコーヒーを飲んだ事が一切なかったのですが、高級感あふれる色合いとフォルムで素敵でしたし、トレイもシンプルなデザインながら落ち着きを感じさせる木の質感がとても可愛らしく、表面の滑らかな触感も上品さを助長していました。
    いずれも片隅にリザーブのロゴマークが刻印されていましたが、それすらもお洒落でした。

     

    スターバックスリザーブ店のロゴ

     

    店内の雰囲気に始まり食器の一つ一つに至るまで、全てが洗練された環境で特別なコーヒーを味わう事ができて、私は本当に幸せです。しかもこんなにも素晴らしい時間を提供してくれるというのに、チップを払わなくて良いなんて私はスターバックスが本当に大好きです。

     

    パンやサンドイッチなどは通常の店舗とほぼ同じ内容ですが、この雰囲気も相まっていつもより一層おいしく感じました。普段はベーグルに乱雑に塗りたくってしまうクリームチーズも、今日は繊細な手使いによって美しく均等な伸びをもって仕上がったように思います。上質な空間にいると身も心も引き締まるので、自然と立ち居振る舞いも通常より上品になります(気分だけで実際の見た目は何も進歩していないかもしれませんが)。

     

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    A lot of siphon coffee makers were standing in line.

     

    こちらではサイフォン式コーヒーメーカーがずらりと並んでいました。これだけ揃うと結構な迫力ですね。近寄るには畏れ多いけれど、ついつい目を運んでしまう最高級の存在感を感じます。
    注文したドリンクを目の前で入れてくれるのも気分も高揚させてくれますよね。

     

     

    椅子とテーブルもこだわりがあってリザーブに表象される上品さを湛えているので、席についているだけで自分の地位が格段に上がったかのような錯覚に陥ります。自分に自信がなくなった際は、ここに座ってコーヒーを楽しむだけで元気が沸いてきそうなくらい気持ちを上向きにしてくれる空気がここには流れています。

     

    miki_starbucks_reserve_la_2
    The chairs and tables also had so beautiful designs.

     

    ようやくコーヒーの感想になりますが、とにかくおいしかったです!残念ながら私はコーヒーの味わいを描写する語彙力に長けていないのですが、何と言うか口をつけた瞬間に広がる芳醇な香りとコーヒーが喉を通る際に口内から鼻腔まで充満しては後を引かせる独特な味わいに、完全に魅了されてしまいました。

     

    とても抽象的な表現になってしまうのですが、なんだか他とは違うのだと軽やかに暗示するような品格を感じました。おそらくこれが病みつきになってしまったら、ファーストフード店などでセルフで飲めるような普通のコーヒーには間違いなく戻れなくなるでしょう。

     

    スターバックスにベアリスタと野村美樹
    My bears were also excited at such an elegant place!

     

    ちなみにこちらのスターバックスには、通常の店舗では扱われない限定のタンブラーやマグカップ、トートバッグ、その他コーヒー周りのアイテムが取り揃えられています。アメリカ限定のものも多いので、観光で来る価値も大いにありますよ。

     

     

    Thank you for a wonderful time, Starbucks!

    Starbucks Reserve
    Address: 359 S La Brea Ave., Los Angeles, CA 90036
    Phone: Phone number(323) 627-5619


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