突然クマに遭遇

Audition@UCLA/ロスの名門大学へ!広すぎてオーディション前に道に迷う。

学生フィルムのオーディションですと、たいていの場合は構内施設で行われる為、毎回それぞれの学校の雰囲気が味わえて、ちょっとした観光を楽しむ事もできます。今回呼んでいただいたオーディションはUCLAの学生のプロジェクトだったのですが、一時は迷子になりながらも、とてつもなく広大な敷地を縦断してまいりました。

 
The auditions of student films are usually held in faculties of schools, so I can enjoy the mood of each school. I went to UCLA to audition on the other day, and I was about to lose my way on the huge campus!

 

全世界で第15位の名門校、キャンパスがとにかく広い、美しい!

 
UCLA(University of California, Los Angeles; カリフォルニア大学ロサンゼルス校)はカリフォルニア大学の10あるキャンパスの内の一つなのですが、1919年に設立されて以来、政治やビジネスの現場はもちろんの事、文筆やエンターテイメントの分野に至るまで、各界で活躍する著名人を数多く輩出しており、アメリカ国内のみならず世界中でその名を轟かせている名門校です。

 

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UCLA is offering the students very good learning environment.

 

UCLA was founded in 1919 was ranked 15th at CWUR(Center for World University Rankings), though My alma mater, Waseda University was ranked 37th.

 
Actually, this was my second time to audition at UCLA. However, the structure where this audition was held was far from the one where I auditioned before.It took twenty minutes to get to the destination from there.

 

CWUR(サウジアラビアに拠点を置く顧問機関)が2016年に発表した世界大学ランキング(他国でも独自の調査に基づく大学ランキングが公表されています)でも、UCLAは15位に位置しており(ちなみに私の母校である早稲田大学は37位でした)、いかに一流の学び舎であるかを窺い知れます。
 
UCLAの前身はロサンゼルス師範学校という、当時増加傾向にあった南カリフォルニアの人口に対応できるだけの数の教師を確保すべく造られた学校で、1919年にカリフォルニア大学の南分校となる事が認められましたが、正式にUCLAという名称を付されたのは1927年になってからだったそうです。

 
実はUCLAでのオーディションは二回目なのですが、今回の会場は以前オーディションで訪れた建物とは全くかけ離れたところでしたので、危うく遅刻しそうになり非常に焦りました。

 
同じキャンパス内ですし、現地までの所要時間は前回とそれほど変わらないだろうとすっかり油断していたのですが、今回は前回オーディションを受けた場所を横目に通り過ぎてから、さらになんと20分も歩き、ようやく到着しました。

 
私が学生時代に最も遠く感じた移動距離、早稲田大学のメインキャンパス最奥にある教育学部から戸山キャンパス(文学部と文化構想学部のキャンパス)裏手にある学生会館までが徒歩12分ほどである事を考えると、UCLAがいかに巨大かを容易にお分かりいただけるかと思います(?)。

 

駐車注意!サンタモニカ近く、都会に佇むオアシス的スポット

 

こちらの広大なキャンパスを含む一帯はウェストウッドと呼ばれており、サンタモニカのちょうど東側に位置しています。こちらの地域はどちらかと言うと都会に分類されるのですが、それにもかかわらずUCLAのキャンパス内は見渡す限り緑で溢れかえっており、正に都会の中のオアシスとなっています。
構内を歩いているだけで、あたかも自然公園を散策しているかのような非常に心地よい気分を味わう事ができます。

 

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This area including UCLA is called Westwood, and it’s located in the east of Santa Monica. While I was walking on the campus, I felt as if I had been in a nature park. It made me feel very relaxed. I was kind of jealous.

 

このようにUCLAの学生たちはしばしば芝生に寝転びながらゆっくり読書をしたり友人と談笑したり、そしてお昼寝をしたりしているのですが、聳え立つ無数の無機質な建物に囲まれて大学時代を過ごした私にとってはものすごく羨ましい光景です。

 
特に私が早稲田に在学していた当時(2008-2012年)は、グローバル化推進事業の一環として、運悪くも構内のそこかしこで耐震のための改修など整備工事が常時実施されている状況でしたので、私のキャンパスでは正門をくぐってすぐに白い工事壁が立ち並んでいましたし、プレハブ校舎での授業も日常化していました。ある通路に至っては四年間ずっと封鎖されていたので、卒業まで通行する事は叶わなかったのです。

 
そんな大学生活でしたので、UCLAのように美しい自然に囲まれた環境が一段と素敵に感じます。ただ訪問時は気づきませんでしたが、調べてみたところ、どうやらUCLAでも一部の施設で長期にわたる改修工事が続いているそうで、その影響により、UCLAは同じ頭字語を用いた「Under Construction, Like Always(いつものように工事中)」というあだ名が付けられたそうです。面白いですね。

 

二頭のくまさんが工事中
U.C.L.A (Under Construction, Like Always)

 

ちなみにUCLAの校舎自体も大変立派な外観を呈しています。1950年以降に建設された医療センターなどはシンプルさを追求した体裁をしているものの、それ以前にデザインされたほとんどの建物には中世西ヨーロッパを彷彿とさせるロマネスク様式が用いられているので、本当におしゃれでロマンチックです。
UCLAのキャンパスが人気観光地となっている理由の一つは、こうした景観の美しさにあるのです。

 

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The structures also have very nice appearances. Most of them were designed with the Romanesque Revival style, so they look so romantic. That’s why UCLA is one of the popular tourist spots in Los Angeles.

 

それにしても、このあたりは地域的にも路上駐車が難しい場所の為、車で来たものの、なかなか駐車できる場所が見つからず大変でした。
この大学構内に専用駐車場はあるのですが、いかんせん駐車場が高いですし、キャンパス周辺で路上駐車できる通りは既に学生たちの車でぎっしり埋め尽くされていますので、UCLAを訪れる際は大学の敷地から何区画か離れたところに駐車した上で、徒歩で構内へ向かわれる事をおすすめします。

 
ちなみに、このあたりの公共駐車場は運転手を陥れんとする罠が張り巡らされているので、ご利用時はくれぐれもご注意ください。

 

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例えば、看板に大きく「Flat Rate(一律料金)$5」と書かれていたと思ったにもかかわらず、よく見てみたらそのすぐ下に「For The First 15 Minutes(最初の15分のみ)」と書いてあったという場合も少なくありませんので、駐車料金に関するサインは注意深く読むようにしてくださいね。

 

映画の都が誇る屈指のフィルムスクールは面接会場ですら広い

 
今回のオーディション会場となった「Melnitz Hall」の内部です。UCLAは映画やテレビといった映像メディアを専門に学ぶ部門があるのですが、Melnitz Hallはその学部の校舎内に併設している劇場施設になります。玄関正面のガラス戸に貼られた張り紙を頼りに、今回は劇場内ではなくその左手にある扉をくぐります。

 
そしてその奥に続く隠し通路(?)を進んでいきますと、廊下の壁沿いにおそらく学校関係者や卒業生が関与したのであろう映画作品のポスターがずらりと飾られておりました。これだけ並ぶと圧巻ですね。
こちらの学部は有名かつ大変な人気で、全米から将来的に映像製作に従事したいと志す若者が多く集まっています。そんな威厳と風格ある場所に呼んでいただけた事、本当に光栄に思います。

 

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There were many movie posters on the wall.

 
This is the inside of “Melnitz Hall“, where the audition was held this time. The department of theater, film, and television is very popular, and a lot of earnest and talented students come to this school. I was so glad to have been called for the audition held in such a dignified school.

 
The director was so kind that I could finish the audition without feeling nervous all the time.

 

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It was a long walk, but I could get there on time!

そしてついにオーディションが行われている場所へ到着しました。予期せぬ長距離と見慣れぬ建物の配置に、焦燥し道に迷っては途中で挫けそうになりましたが、なんとか無事に約束の時間に間に合いました!

 
しかし、ひと息つこうと待機用のソファに腰を下ろそうとしたのも束の間すぐ名前を呼ばれてしまい、若干息が上がった状態で室内へと入りました。てっきりいつも通りドアの向こうに小部屋があるのだろうと予想していたのですが、なんとそこにはまたしても通路があり、さらに案内された先はものすごく広々とした撮影スタジオでした。

 
大学内のセットです

 
オーディションは実に様々な場所で行われ、基本的には小ぢんまりとした会議室のような部屋が多いのですが、時にはこのように天井が遠く離れていて、とても広々とした空間が使用される時もあるので、いつもオーディション会場の扉を開ける際には、その先に広がる風景を想像しながら些細な興奮を味わっています。

 
監督はとても親切な方でしたので、リラックスしてオーディションを終える事ができたのですが、帰り際にどの方向に行けば良いかわかるかと聞かれ、大丈夫と答えたにもかかわらず、スタジオを出て最初の通路を思い切り逆方向に進んでしまい笑われてしまいました。これぞ正に言ってる事とやってる事が全く違うといった状況ですね。

 

ここは免税店?校内店の品揃えの良さに当初の目的をすっかり忘れる

 
帰りは夕方になってしまいましたので、渋滞を避けるべく少し校内を探索してみました。こちらはUCLAの売店です。UCLAグッズはもちろんですが、化粧品まで取り揃えており、まるで空港の免税店のような風貌でした。

 

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Is this a duty-free shop at an airport?

 
I didn’t want to get caught in a traffic jam, so I decided to explore the campus. It was pretty fun to browse in the UCLA shop.

 
よく日本の大学で見るような生協が運営していて勉強に必要なものや軽食が買えるコンビニのようなものとは打って変わって、広さも取り扱い商品も桁違いに豪華でもはや小さなデパートでした。おそらく観光客の訪問を意識しての結果かと思われます。

 
ちなみに、こちらの「UCLA」のロゴは一種のブランドと化しており、特にアパレル関係でこのロゴが付いた商品が人気のようで、割かし普段よく街中で確実に生徒ではないだろうがUCLAブランドの服を着用しているのを目撃します。
しかもこのUCLAブランドのお店ですが、ヨーロッパやアジア、中東など国外に点在しているそうで、これほどグッズ販売で利益を出している公立大学はそうそうないのではないでしょうか。

 

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By the way, “UCLA” has a lot of stores in Europe, Asia and the Middle East. I think that no other school could be getting more profit from their goods than UCLA.

 

売店を出たすぐのところで巨大な熊が佇んでいたので、くまさん達が仲間と思って駆け寄ったのですが、なんと捕食されてしまいました。慌てて救出したので、幸いにも二匹とも無傷で済みましたが、こんなに危険な生物を飼育しているなんて、UCLAも油断ならないですね。

 

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Oh, my bears! I didn’t know that UCLA has such a dangerous creature!

 
There was a big bear in front of the shop. My bears thought that he was their friend, so they run up to him.
However, he suddenly held my bears in his mouth. They were about to be eaten! Fortunately, they got no injuries because I took them out in a hurry.

 
This bear is a California grizzly bear, which is the state animal of California. “Grizzly” means “grayish”, but George Ord, who was an American naturalist, confused “grizzly” with “grisly”.

 
In 1815, he gave grizzly bears “Ursus arctos horribilis”(terrifying bear) as a scientific name. I agree with him because they’re horrifying enough to eat my bears! By the way, California grizzly bears have already been extinct. I guess that he ran away from a secret organization of UCLA.

 
こちらの熊はおそらくカリフォルニア州を代表する動物として認定されており、州の旗でもお馴染みの「California Grizzly Bear(カリフォルニアハイイログマ)」さんです。

 
「Grizzly」には「灰色の毛」に加え、「恐ろしい」という意味もあるそうで、彼は正に後者の方を体現したわけです。ちなみに、このCalifornia Grizzly Bearは公には既に絶滅しているはずなので、おそらくUCLAの秘密機関が彼を匿っていたけれど、とうとう逃げ出してきてしまったのでしょうね。

 
何はともあれ、UCLAの美しいキャンパスに加え、くまさんたちの応援に支えられ、楽しくリラックスしてオーディションに臨めました。くまさんズ、ありがとう!

I could enjoy the audition thanks to my bears’ support. Thanks!

 

University of California, Los Angeles
Address: Los Angeles, CA 90095
Web: http://ucla.edu

 

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